夜間・休日の受診目安

「朝まで様子を見ても大丈夫?」
「今すぐ受診した方がよいの?」
迷ったときの目安をまとめました。

夜中や休日にお子さまの体調が悪くなると、「朝まで様子を見ても大丈夫?」「今すぐ受診した方がよいの?」と迷うことがあります。

そのようなときは、熱の高さや症状の回数だけでなく、元気さ、水分、呼吸、顔色、おしっこ(尿)、睡眠など、お子さまの全体の様子を確認することが大切です。

夜間・休日に受診すべきか迷う場合は、子ども医療電話相談「#8000」もご利用ください。

受診の目安

お子さまの全体の様子から、
今夜どうするかを確認しましょう

熱の高さや症状の回数だけでは、緊急度は決まりません。 元気さ、水分、おしっこ(尿)、呼吸、顔色、睡眠の様子を確認してください。

翌朝まで様子を見てもよい目安

次のような状態で、時間とともに悪化していない場合は、こまめに様子を確認しながら、 翌朝の診療時間まで待てることがあります。

  • 元気があり、呼びかけにいつもどおり反応する
  • 水分や母乳、ミルクがとれている
  • おしっこ(尿)がいつもどおり出ている
  • 呼吸が苦しそうではない
  • 顔色や唇の色が悪くない
  • ある程度眠れている
  • ぐったりしていない
  • けいれんが起きていない

様子を見ている間も、元気さ、水分、おしっこ(尿)、呼吸、顔色に変化がないか、こまめに確認してください。 不安が強い場合や、徐々に状態が悪くなっている場合は、無理に翌朝まで待たず、医療機関や「#8000」へご相談ください。

夜間・休日でも受診を検討するサイン

次のような状態がある場合は、夜間や休日でも早めに医療機関へ相談・受診してください。

  • ぐったりして元気がない
  • 呼びかけへの反応が弱い
  • ずっとうとうとしていて起こしにくい
  • 呼吸が速い、または明らかに苦しそう
  • 肩を上下させながら呼吸している
  • 息を吸うたびに、胸や肋骨の周囲がへこむ
  • 顔色が悪い
  • 唇が紫色に見える
  • 水分や母乳、ミルクをほとんど受け付けない
  • おしっこ(尿)が極端に少ない、長時間出ていない
  • けいれんを起こした
  • 強い腹痛がある
  • 何度も吐いている
  • 血便がある

保護者の方から見て「いつもと明らかに違う」と感じることも、大切なサインです。

生後3か月未満のお子さまについて

38℃以上の発熱がある場合は、元気そうに見えても速やかに医療機関へご相談ください。 低月齢の赤ちゃんは、見た目だけでは状態を判断しにくいため、ご家庭だけで長く様子を見続けないようにしましょう。

迷わず119番へ連絡する目安

  • 呼びかけても反応しない
  • 意識がもうろうとしている
  • 呼吸をしていない、または呼吸が弱い
  • 唇や顔が青紫色になっている
  • 呼吸が明らかに苦しく、ぐったりしている
  • けいれんが5分以上続いている
  • けいれんが止まっても意識が戻らない

緊急性が高いと感じた場合は、「#8000」を待たずに119番へ連絡してください。

けいれんが起きたとき

けいれんが起きたときは、慌てず、まずお子さまの安全を確保してください。

安全な場所に寝かせる

周囲の物にぶつからない場所へ寝かせ、衣服をゆるめてください。吐いたものが気道に入らないよう、可能であれば顔や体を横向きにします。

口の中に物を入れない

舌を噛まないようにと、口の中へ指や物を入れる必要はありません。けがや窒息につながることがあるため、無理に口を開けないでください。

続いている時間を確認する

けいれんが始まった時刻を確認し、何分続いているかを測ってください。可能であれば、けいれんの様子を動画で記録しておくと、診察時の参考になることがあります。

けいれんが5分以上続いている場合や、呼吸がおかしい、顔色が悪い場合は、迷わず119番へ連絡してください。

迷ったときの相談先

子ども医療電話相談
「#8000」

夜間にお子さまが急に体調を崩し、医療機関を受診した方がよいか、 ご家庭でどのように対応すればよいか迷ったときに相談できる窓口です。 小児科医の支援体制のもと、看護師が相談に応じます。

相談時間:毎日 19:00〜翌朝 8:00

短縮ダイヤル「#8000」におかけください。

ダイヤル回線やIP電話など、「#8000」につながらない場合は、06-6765-3650 をご利用ください。

電話相談は、診察や治療を行うものではありません

受診の必要性やご家庭での対応について、助言を受けるためのものです。

明らかに緊急性が高い場合は、「#8000」を待たずに119番へ連絡してください。

相談・受診の準備

相談・受診時に伝えること

医療機関や「#8000」へ相談するときは、次の内容を伝えられるようにしておくと、 お子さまの状態を確認する参考になります。

症状の経過

  • お子さまの年齢
  • いつから、どのような症状があるか
  • 現在の体温
  • 最も高かった体温
  • 嘔吐や下痢の有無
  • けいれんの有無と続いた時間

全体の様子

  • 元気や呼びかけへの反応
  • 呼吸の様子
  • 水分や母乳、ミルクをどのくらいとれているか
  • 最後におしっこ(尿)が出た時間

そのほか

  • 使用した薬と使用した時間
  • 持病やアレルギーの有無

症状や呼吸、けいれんの様子を動画で記録できた場合は、受診時にお見せください。

よくある質問

夜間・休日の受診についてよくいただくご質問をまとめました。

この程度で救急車を呼んでもよいのか、迷います。

呼びかけても反応しない、意識がもうろうとしている、呼吸が弱い、唇や顔が青紫色になっている、けいれんが5分以上続いている。これらのいずれかに当てはまる場合は、迷わず119番へ連絡してください。判断に迷う状態であれば、「#8000」で相談することもできます。

夜間に受診する場合、どこへ行けばよいですか?

当院は夜間・休日の診療を行っていません。受診先に迷う場合は、「#8000」にご相談ください。お住まいの地域で受診できる医療機関を案内してもらえます。緊急性が高い場合は119番へ連絡してください。

夜中に熱が上がりました。解熱剤を使ってもよいですか?

以前に同じお子さまへ処方された解熱剤が手元にある場合は、使用できることがあります。ただし、解熱剤は熱を下げるための薬で、病気そのものを治すものではありません。熱が下がっても、元気がない、水分がとれない、呼吸が苦しそうといった状態が続く場合は、解熱剤の効果に関わらず受診をご検討ください。

翌朝まで待った場合、受診の予約は必要ですか?

当院は当日WEB順番予約をご利用いただけます。予約なしでも受診していただけます。夜間の症状の経過をメモや動画で記録しておくと、診察の参考になります。

夜間・休日に受診を迷ったときも
ご相談ください

夜間や休日は、受診すべきかをご家庭だけで判断することが難しいものです。 症状の強さだけでなく、元気さ、水分、おしっこ(尿)、呼吸、顔色など、 お子さまの全体の様子を確認してください。

チェック項目に当てはまらない場合でも、
「いつもと違う」は大切なサインです

不安なときは無理に様子を見続けず、子ども医療電話相談「#8000」や医療機関へご相談ください。 翌朝の受診は、当日WEB順番予約をご利用いただけます。